日 時:2023年2月23日(木・祝)13:30~16:00
場 所:みえ県民交流センター3階交流スペース・オンライン
参加費:無料
参加者:60名(内オンライン30名)
プログラム:
1.講演「核兵器のない誰も取り残さない世界を」
渡部 朋子氏(特定非営利活動法人ANT-Hiroshima 理事長)
「ヒロシマ、声 岡田恵美子」上映
2.セッション「核兵器のない世界をつくりだすために」
3.「G7市民社会コアリション2023」からメッセージ*
松原 裕樹氏(特定非営利活動法人ひろしま NPO センター専務理事・事務局長
G7市民社会コアリション2023共同代表)
ロシアのウクライナ侵攻から1年が経ちます。
アフガニスタン、シリア、世界各地で紛争、内戦が続いています。
2021年1月22日発効となった核兵器禁止条約。
日本はまだ批准していません。
みなさんは、この状況をどう考えますか。
2023年5月には先進7か国首脳会議(G7サミット)が広島で開催されます。広島のNPOやNGOは、4月に「市民社会サミット」を行い、核兵器廃絶に向けての政策提言を国際社会、政府に向けて届けようと動き始めています。
本企画のゲストはその動きをけん引しているNPO法人ANT―Hiroshima理事長の渡部朋子さんです。
「本当の広島のメッセージを届けたい」渡部さんの想いや行動の原点を聴きあう場、皆さんのメッセージを届ける場をつくります。
●ゲスト:渡部 朋子 氏(特定非営利活動法人ANT-Hiroshima 理事長)
被爆者の両親を持つ被爆二世。大学在学中に最愛の祖父を亡くしたことをきっかけに、広島の地に生まれ、育ったことの意味を探り始め、被爆者や被爆者を支えた人々の元を訪ね歩く。
学びを深める中で「ヒロシマを知らぬ自分」を自覚し、その考察を卒業論文にまとめた。
結婚後、3児の母となり、夫の法律事務所の事務局長を務める傍ら、アジアからの留学生を支援する活動を始め、1989年「アジアの友と手をつなぐ広島市民の会」を設立。
2007年にはNPO法人格を取得、「ANT-Hiroshima」に改称し、理事長に就任する。数多くの広島の被爆者との出会いをベースに、広島の市民や子どもたち、広島を訪れる海外の研修生などを対象として、平和教育・平和文化交流を行う。あわせて、高齢化する被爆者の記録製作プロジェクトにも取り組む。
また、アフガニスタン、パキスタン、ルワンダ、ネパール、フィリピンなど、紛争地や被災地、貧困にあえぐ国や地域での国際協力活動にも長年力を注いでいる。
●メッセンジャー:松原 裕樹氏(特定非営利活動法人ひろしま NPO センター
専務理事・事務局長/G7市民社会コアリション2023共同代表)
広島市生まれ。NPOや企業、渡米経験を経て、環境、教育、地域づくり、観光、防災などに関する事業の企画、運営、コーディネートを行っている。
2017 年からひろしま NPO センター事務局長に就任。ゆたかな市民社会の実現に向けて、 NPO やボランティア活動の支援、地域課題の解決や SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた多様な主体との協働に取り組む。
環境省中国環境パートナーシップオフィス(EPO ちゅうごく)・中国地方ESD活動支援センター 事務局長、内閣府認定地域活性化伝道師。
主催:みえ市民活動ボランティアセンター
共催:東海市民社会ネットワーク/生活協同組合コープみえ